Hatoribe®という生地を知ってますか?
10/25のブログでダックテキスタイルの商品、Hatoribe®企画をスタートなんて言って、
そろそろ1ヶ月が経ちます。
デニム好きの皆様、大変長らくお待たせ致しました。
それでは、早速、Hatoribe®について、調べて見ます。
Hatoribe®に迫る!!
『Hatoribe®は、ファッション&ライフスタイルアイテム向けに開発された、機織部のDNA(備後・備中の染色織布技術に遺伝子)が息づくテキスタイルシリーズ』
機織部のDNAとは。。。
遺伝子。ということは、継承されてきた技術を利用して開発されたもの?
ダックテキスタイルの担当の方から以前頂いた資料によると、
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機織部(はとりべ)とは、古代日本の職業部において、機織りの技能を持つ一族および、その活動地域をさします。
備後地区を代表する河川である芦田川流域には、その機織部に由来する地名『服部』があり、古代から機織りが盛んな地域であったと推察されます。
機織りを原点とおする機織部のDNAはこの地域に脈々と受け継がれていきました。
江戸時代には芦田川流域で産業振興のため綿花栽培が奨励され、明治時代にはその綿花を使った備後絣や備中小倉といった織物が全国に売り出され、織物産地として備後・備中地区の知名度が上がっていきました。
その後、昭和40年代頃にはそれまでの絣製造で培われた藍染技術や織布技術が近代化・機械化されていき、現在では備後・備中地区は世界でも有数のデニム生地産地となりました。
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なるほど。
機織部って地域のことなんですね。
どの辺りかと言うと。。。
まずは備後地区を調べてみます。
引用元:備後国 - Wikipedia
広島県の東半分。
(広島県と言えば、ダックテキスタイルの本社の場所だ!正真正銘。伝統デニムを扱う企業ってこと、)
広島県東半分のどこかというと。。。
この地域が、機織部。
今の服部です。(ハトリベが訛ってハットリになったそうな。)
この地で古くから、伝わる織布技術で作られた生地がダックテキスタイルのHatoribe®というわけです。
伝統技術を受け継いで古き良きものが新しく生まれ変わる。
温故知新の精神で開発された生地に触れ、新たなアイデアに生かしてみてはいかがでしょうか?